「ウォルマートでお買い物中の皆さん、注目してください。ドローンライトショーが始まりますよ!」
大手リテール企業ウォルマートが12月中8カ所のロケーションにてホリデードローンライトショーを行います。
そのイベントは、プレスリリースによると「ホリデーシーズンの喜びと不思議を空に描く魔法のような体験」と説明し、ライブ中継を行ったり、ホリデーテーマのサウンドトラックを流すという。
そのドローンライトショーでは、インテル社の約1000機のドローンが使われます。「今年のホリデーシーズンは(コロナなど悲しいニュースが多く)、例年以上に光が必要となりそうです。そのかわりにドローンを使いました。」ウォルマートの広報は言いました。
「そのライトショーは立体的な季節の形やキャラクターを作ります。例えば、雪の結晶や鹿、雪だるま、クリスマスプレゼントなどです。Bing CrosbyのFrosty the SnowmanやKelly ClaksonのRun, run, rudolphといったクラシックからモダンなホリデーソングに合わせてドローンの振付を見ることができます。」
「この困難な一年の後は特に、私たちは来年を期待する家族の支えになりたいと思いました。私たちは、お客様やコミュニティに、安らぎと希望のあるひとときを楽しんでいただきたいのです。」とウォルマートのマーケティング副責任者は言いました。「我々が企画した、夏のドライブイン映画鑑賞から秋のゲームデー、ハロウィーンのイベントなど、今年行えないと思われていた伝統的なイベントを家族の皆様が楽しく過ごすサポートを探求してきました。」
ドローンのライトショーは花火の代わり?
エンターテインメント業界はドローンのライトショーを従来の花火と比べ安全な代替案と認識し始めています。
代表選にてJoe Bidenが11月7日の当選スピーチが行われた際は、200以上のGPSガイド付きのドローンがライトショーを行いました。
AO Dronesは航空ライトドローンショーをミュンヘンのオリンピックパークにて、Deutsche Telekomの5Gネットワークを祝福するために先月行われました。
6月には、AO Dronesが特徴的な方法で「有難う」とドバイの医療従事者に向けてパンデミック中のヒロイズムへの感謝を伝えました。そのイベントは主にドローンを使用したライトショーでありながら、地上では救急車を使用して「有難う」と英語とアラビア語で描いているものを航空映像で映すというものでした。それ以降、その映像はソーシャルメディアで話題となりました。
今年1月、メキシコにてVerge Aeroはドローンライトショーを制作しました。Sky Precisionという企業とパートナーを組み、150機以上ものドローンを使用し、空に多色のイメージや多様な振付を披露しました。Dia de Muertosを祝うFestival Internacional del Globo hot-air baloon festivalでのイベントでした。
そして2018年には、Travis 空軍基地で伝統的な花火のイベントはIntelのドローンライトショーに変わりました。
Originally published on Live Science (https://dronelife.com/2020/11/23/walmart-gifts-holiday-drone-light-show-throughout-december/) By Jason Reagan
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